About
Dean Gordon - Luthier/Owner
Dean Gordon Guitarsは、USA NYCのルシア“Dean Gordon（ディーンゴードン）”氏によるハンド・クラフテッド・ギターです。
Dean氏は、14才でギターを始めると同時にギターの構築に深く興味を持ち、修理、調整の枠を超え、すぐにギターの製作を始めます。 そして、完全にギタールシアーの世界にのめりこんで行きます。
16才になるころには、NYの伝説的ビルダー“Victor Baker Guitar(ビクター・ベイカー)”のビクター・ベイカー氏、そして、“Sadowsky Guitars（サドウスキー）”のロジャー・サドウスキー氏に師事を受け、ルシアーとしてのスキルを新しいレベルに押し上げるとともに、大きな影響を受けます。
その2年後、Dean氏は一番最初のDean Gordon Guitarsを設計・構築をして、2012年6月7日にDean Gordon Guitarsのブランドを立ち上げ、それと同時にグラフィックデザインの学位を取得しました。
この間、彼はNYの伝説的なギターショップ“CHELSEA GUITARS（チェルシーギターズ）”のヘッド・リペア技術者となり、さらに技術、感性を高め、注目すべきNYCルシアの一人として現在脚光を浴びています。最終的にキース・アーバンに最初の自身のブランドのギターを手渡すことになりました。
Chelseaでの毎日は、“Vintage”、“New”、“Rare”なギターの知識をもたらし、彼はさらに技術を磨き、ギターに対する同じ情熱を持つ人々に出会うことができました。
彼は言います『私は、この美しいギターを作ることを愛しています。弦楽器製作者として（自身の手で）作り続けていきたいと思っています。自分の作った美しい楽器で、多くの微笑みを産みたいのです。』
Alex Malcoci - CNC Engineer
アレックスとディーンは、アストリアの同じ通りで一緒に育ち、すぐに親しくなった。
高校に入る前にアレックスはチェロを始め、楽器への理解を深めた。2016年にコーネル大学を卒業し、機械工学の学士号を取得。
アレックスのキャリアは、カリフォルニアでSpaceX社の車両エンジニアリングチームの新メンバーとしてドラゴンカプセルの開発に携わることから始まりました。
2017年、ニューヨークに戻り、アメテック・サーマル・システムズ社で政府の最新鋭戦闘機の部品を設計する仕事を始めた。この間、アレックスとディーンは、ディーン・ゴードン・ギターのCNCプログラミングと製作プロセスを一緒に開発しました。
CAD/CAM/CNC製造に関するアレックスの知識と経験により、ギターの製造はより効率的になり、製品の品質も新たなレベルに到達しました。
アレックスは現在もDean Gordon Guitarsで働きながら、世界有数の工業生産会社であるCemtrexの事業部長として、製品開発と高度な製造プロセスの実行を専門に担当しています。
Conversation with Mr. Dean Gordon
Q: あなたのギターのシェイプはとても個性的で美しい曲線を持っていますね。どのようなインスピレイションから創り上げたのですか？
A: 私はまず、昨今の典型的なルックスになっている派手な杢目のフィギュアードトップなど煌びやかで豪華な材質に頼るのではなく、ギターの曲線やシェイプそのものの美に集中して描きあげました。そしてその形と機能の融合を追求し最適なバランスに仕上げました。
Q: 師匠であるロジャー・サドウスキーから学んだことで一番大事にしているのはどのようなことでしょうか？
A:ロジャーから教わったことは、たった一つの大事な事だけではありません。彼は常に、ギター製作のあらゆる工程、木材選びからシェイピング、フレットワーク、塗装、ワイアリングなど全てにおいて等しく、注意深く、真摯に向き合うことを徹底して何度も何度も教えてくれました。
Q: どんなミュージシャンが使用していますか？
A:沢山いますが、ここで全てを公表することはできません。一人だけ上げられるとすれば、素晴らしいボーカリストでありギタリストであるKeith UrbanがMirusを使用しています。
Q: 日本のギタリストにメッセージをお願いします。
A:日本の皆様は伝統的に美しい手作業によって作られたものを尊重する文化をお持ちです。一度手にして頂ければDean Gordonギターはただ単にアート的なルックスを持つだけではなく、とても注意深く丁寧に作られた楽器であること、プレイしやすくサウンドも素晴らしいことでも感動していただけることを確信しています。apollonmusicを通して日本の皆様に私のギターを紹介できることに大変興奮しています。私の作ったギターが日本の皆様に新鮮な驚きを与えられることを願っています。
